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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

時間を隔てて分かる良さ

GWで弟が帰省している。家族で外出したのは奈良の長谷寺。なんか一時期GWになるたびココへ行っていたことがあって、今日は数年ぶりだった。弟は兄を越して先に結婚するらしく、もうそろそろ独身でなくなる。うちの一家がこのメンバーで遠出するのもきっと最…

未知の世界

いまファッションの基礎と、デートのテクニックを勉強している。齡参拾にしていよいよ絹川にも春が訪れたかと思われる読者諸氏もいらっしゃるだろうが、お察しの通りである。そんなわけねーだろ。 しかしまぁ、読んでると面白いし、そして反省する。オシャレ…

的中率100%

荒れた段々畑のような場所に、寂れた旅館のような建物があって、その近くにお花見会場が設けられている。そこを訪れた私が、宴会を終えて帰ろうとしたところ、座敷に上がったときに脱いだ靴がどうしても見つからない、というような夢を見た。昼休みに寝てい…

まだ涙は流れるか

上司と話をしていた。年齢は40半ば。高校を卒業してからこの仕事をしているという。結婚はしていないが、彼女がいる。まぁ色々と事情があって内縁関係なんだそうだ。その彼女はもうずっと病気で、脳から内臓から精神まで片っ端から医者のお世話になっている…

遺伝する

母がいま、町医者のお手伝いのようなことをしている。命に関わる仕事だけに緊張を強いられるものの、これまでの過酷な肉体労働が嘘のようだといっている。職場の雰囲気も、下町的というのか少々がさつで飾らないところから一転、決してお高くとまるわけでは…

卑下のカタログ

精神年齢の低さが反映されてか、私は比較的幼顔で、顔だけが理由かは分からないが、人からは必ず実年齢以下に見られたし、年取らないよなぁと自分でも思っていたのだが、ここんところ自分の顔を見て衰えたというか、若さを失ったというか、端的にいってオッ…

竜二2017

無類のショートカット好きとして知られる私だが、やっぱり似合う人と似合わない人がいて、なんでもかんでも短くすりゃ良いってもんじゃないと思う。ということを改めて痛感させられたのが、ここんところやっている午後ティーCMの宮崎あおいで、ありゃ誰かス…

疑問と理由をつなぐ

映画好きを自称する私のレベルが知れてしまうだろうが、好きな映画の一つに『青天の霹靂』がある。ダメダメな人生を送る壮年の主人公が、自分の生まれる前の世界にタイムスリップして父親と出会い、そこで自らの出生の秘密を知る、という超が付くほどベタな…

人生はまるでお好み焼き

このところ派遣されている部署で、歓送迎会が執り行われた。久々に酒を飲んだが、いつものように身体が火照って辛いということもなかった。強くなったのかな。といってもコップ二杯しか飲んでいないのだが。 細い、通路とも言えない通路を挟んで4人4人に分か…

正直引きました

職場に新人の女の子がやってきた。愛嬌の良いブスが望ましいとか言ってたけど、お世辞にも美人とは言えないものの、かわいらしくしっかりとしたとても感じの良い子だった。初日だし、感じが良いのは当然と言えば当然だけど、真面目だしハキハキ喋るし背筋は…

うきぬしづみぬゆられければ

もし人生がとんとん拍子に進んでいたら私はどうなっていたのだろう。京大に行きたいと思っていたから、きっと京大に行っただろう。学部は多分、なんとなくで法学部を選んだはずだ。それまでにいた友達との付き合いも続いていただろうし、大学で新しい友人も…

YELLOW YELLOW HAPPY

上司の一人が話をしているのが聞こえてくる。なんでも、彼は自分の性格やものの考え方が気に入っているのだという。オレは自分のことが好きなんだと。それで生まれ変わってもまた自分になりたいんだとか。ポケットビスケッツ以来のフレーズだ。いやWhiteBerr…

トラウマを快感に変える

4月の人事異動のあおりを受けて、しばらくご無沙汰だった部署にまた通うことになった。現在のところ一応欠員が出ているからという理由なのだが、もうじき研修を終えた新入社員が配属されてくるので、早々に用済みになりそうだ。それどころか元々通っていた部…

You think I am an easy man, don't you?

最近はほとんど無くなったけど、大学生の頃は本当によく外国人に声を掛けられたものだ。特にバスで並んでいるときが危ない。前方から外人が歩いてくる。そして私のところでピタッと止まる。他にもたくさん人がいるのにどうして、と言いたいが英語が出てこな…

出石と天橋立と

出石に行って皿そばを食った。なんかあんまり意味の無いシステムのような気もするが、積み上げた皿の高さが箸の長さと同じになると「通」なんだとか。私は17皿食べて、ギリギリ通と言っても良いみたい。20皿食べると手形を貰えるらしいと後で知って、もうち…

/(^o^)\2017

街を歩いていたら、女性から声を掛けられた。周囲には大勢の人が歩いている。私はその中の一人だ。 とびきりの美人というわけではないものの、小柄で、まぁ可愛い感じの女の子。私の目線に誰かの目線が絡んできたことを察知して、ふとその方を見ると、彼女が…

『人生は上々だ』

『人生は上々だ』 浜田雅功 木村拓哉 ほか 何故か知らんが、次はこれを観た。これも過去に観たことがある。結構好きだ。 生まれも育ちも底辺でその結果見事に底辺で生きている浜ちゃんと、エリート医学生だったのに恋人に自殺されて自暴自棄になって底辺まで…

つい漏らしてしまう

年に1回か2回、職場のボスと話し込むことがある。やりたいことがあるならそっちの道に行け、ないならうちの会社でやっていく覚悟を決めたらどうだ、という内容。これまで3,4回同じテーマで話をした気がする。今日もそういう話になった。 何か良い仕事見つか…

感情漏洩事案

書くことがない。いや、本当はある。というか、更新するために書くことを毎日探している。でも、書けないな。心のバランスを失っているから、悪口ばっかり出てきちゃう。今まで一方に沈みきっていたシーソーが水平になりかけたのに、またさっきの位置に戻っ…

『沙粧妙子 最後の事件』

『沙粧妙子 最後の事件』 浅野温子 柳葉敏郎 ほか 何故かまた観ていたんだけれど、これは日本ドラマ史上、屈指の名作である。 犯罪心理学のエキスパートである刑事・沙粧妙子が、連続猟奇殺人の捜査をする物語。捜査を進めるうち、事件の背後に、沙粧のかつ…

「悲劇喜劇 2015年2月号」

「悲劇喜劇 2015年2月号」 早川書房 ケラリーノ・サンドロヴィッチ特集。前半は、劇作家と俳優が手をモミモミしながら、ありふれたおべっかを使う。後半は戯曲『社長吸血記』。 クドカンが自身の創作法と比較してケラを語る、というような触れ込みがあったか…

『俺のセンセイ』

『俺のセンセイ』 宮本浩次 石橋杏奈 ほか 開店休業中の漫画家が、売れっ子漫画家のアシスタントをやることになった、という話。一時間の中に、よくこれだけ上手くベタなものを詰め込んだな、という印象。 主人公は中年の漫画家。かつてヘタウマなマンガで一…

『子どものための論理トレーニング・プリント』

『子どものための論理トレーニング・プリント』 三森ゆりか 様々な形態の文章に当たって、それを議論し、その成果を文章として書くのが、向こう(海外)の読解訓練らしい。日本の国語教育はクソなので、母国語を言語技術として教授する海外のように、系統立…

なし

みんな同じだ。とよく言われてきたけれど、そんなことないと思う。みんな不平等だという点で同じかも知れないけれど、不平等の中にまた高いと低いの不平等があるわけだから。そう言うと、いや口には出さないのに、悲劇のヒロインぶるなとよく言われてきたも…

延命は拒否する

どうして延命治療を拒む人が多いのかといえば、それがただ死んでいないという状態に過ぎないと考えるからだろう。そして、ただ死んでいないというだけの状態を無価値だと考えるからだろう。生命が維持されていることと、生きているということは同値ではない…

ピラミッドの底辺ですらない

止めておけば良いのに、ふと気になって調べてみてしまった。「前から二番目に座っていました」という彼女は合格していた。おめでとう。それで気になったのは、7人のうち落ちた3人のこと。落ちたのは先頭の女の子と、私と、最後尾の男性。 先頭にいたのは、あ…

好きだという思い込み

今でこそ映画が好きだとか言っているけれども、私って人間は本当に、好きなものというのが無い。映画が好きだというのも、どこまで本当なのか自分でもよく分からん。まぁ実際にいくつかシナリオを書いてみたりしているわけで、そうやって動いている以上は、…

『グッドバイ』

『グッドバイ』 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 雑誌の編集長を務める主人公の男が、愛人たちとの関係を清算していくという話。普通の生活をしようと思い立った主人公が、どうやって女たちと関係を切れば良いのか思案していたところ、ある人からアドバイスを…

ひとりのはじまり

CMでキリンジが流れてる。みんな『エイリアンズ』を推すけど、私は『雨は毛布のように』で好きになったクチだ。あれは中学三年生の頃だったか、いい加減本腰入れて勉強しないと高校に行けないぞと焦った私は、PCを封印することにした。 思い出しても悲しいけ…

ノックは無用

ノックの回数は3回が正式。2回ノックはトイレに入るときするもんだ。みたいな面接マニュアルがある。別に面接に限らず、礼儀とかマナーを超えた作法のようなものがたくさんあるでしょう? あれさ、本当に馬鹿馬鹿しいと思いませんか。 例えば、先のノックの…

『カルテット』

『カルテット』 松たか子 ほか 全員片思いのラブサスペンス、というちょっと恥ずかしい触れ込みで始まった本作。第一話を見て、おっ、これ新境地だなと思ったんだけれど、第二話でウンザリして、それから数話低空飛行した後に、あっと思ったり、えっと思った…

『アドレナリンドライブ』

『アドレナリンドライブ』 安藤政信 石田ひかり ほか あぁ、邦画ってこんな感じだった、そうだったそうだった、というのを思い出した一作。みんな若いなぁ。 色んな偶然が重なった末、ヤクザから金を盗んで逃げることになった、初対面の男女のドタバタコメデ…

好きなものに二度出会う

FFって今年で30年なんだって。私と同い年なのか。ゲームはほとんどしないけど、ドラクエとFFだけはやった。ドラクエは7まで。FFは8まで。ドラクエは5が一番好きで、FFは8が一番好きだ。 ドラクエは単純だし小さい頃にもやっているから、ストーリーを覚えてい…

劇的なるコメント

ブログをやってて初コメントをもらった。インターネットで日記っぽいものを書き始めて、ブログも何度立ち上げて畳んでを繰り返したか知れないけれど、人からコメントをもらったのなんて初めてかも知れない。15年以上、誰にも相手にされないのに独り言を書き…

『今朝の秋』

『今朝の秋』 笠智衆 杉浦直樹 ほか 蓼科で隠居生活送る笠智衆の元に、息子である杉浦直樹の嫁が、夫の余命幾ばくもないことを知らせに来る。その頃、知らせを聞いた杉村春子が息子を見舞って病院を訪れていた。20数年前、男を作って出て行った杉村春子が、…

「もしかしたら」のない世界

考えれば考えるほど、人というのは何故生きているのか分からなくなる。生まれたら、あとは死ぬだけ。ただ、その間が長い。そして、思い通りにならないことばかり。先が分かっているのに、どうしてこんなつまらないことを繰り返さなきゃならないんだろうと思…

夢を作り出す

春が近づくと、眠気に負けて、布団に入らずそのまま寝てしまうことがある。もう既に2回もやってしまった。寝たはずなのに疲れは取れないし、歯磨きしないで寝ちゃうから、このタイミングで虫歯になることも結構あったりする。良くないことは分かっているけれ…

『野沢尚のミステリードラマは眠らない』

『野沢尚のミステリードラマは眠らない』 野沢尚 野沢尚によるドラマの書き方教本。これが全部とは言わないけれども、こんなに教えても良いのって言われるくらい創作法を教えてやるから、とりあえず真似して書いてみ? それで書けるとは限らんがな、という前…

好きなものだけを好きという戦い

私、ある脚本家の書く作品がどれもこれも苦手なのね。見た瞬間に誰が書いたホンかすぐに分かってしまうくらい。脚本家なんて売文業の底辺で、ほとんどの人間は注文通りに書くだけの作業用ロボットと同じ、という中にあって、作家性というものを比較的認めら…

バレていた

仕事が終わり、更衣室で着替えていた。暇だったし、働いたと言うほど働いてもいないし、役にも立っていない。いつもの話だ。それでもつい、身体の奥から「んーー」と唸り声が漏れ出てくる。 仕事がつまらない、単調で毎日毎日同じことの繰り返し、もう辞めた…

『アイアムアヒーロー』

『アイアムアヒーロー』 大泉洋 有村架純 ほか 謎のウィルスに感染し人間がゾンビ化した通称ZQNが大発生。漫画家志望で冴えない毎日を送っていた鈴木英雄は、高所ではウィルスに感染しないという噂を聞き、途中で知り合った女子高生・比呂美と共に富士山を目…

朱に交わったのか、類が呼んだのか

「情熱大陸」に日本のシェイクスピア俳優が出ていて、新劇にもシェイクスピアにも何の興味も無い私は、一体シェイクスピアの何が、そんなに人を引きつけるのか、このオヤジに役者の道を歩ませたのか、が気になってそのままぼんやりテレビを観ていたのだけれ…

付き合ってあげる

帰りの電車で会社の女上司に遭遇した。 家に帰る前に一冊本を買って喫茶店に行くのを人生の歓びとしている人で、帰る方向は違うのだけれど、乗る電車が同じなのだった。今年の三月に異動したからもう会わないと思っていたのだが、実はそれからも何度か見かけ…

金曜日は身体が軽くなるというのも憂鬱

仕事をしていて時間が経たないったらない。水曜どうでしょうの深夜バスで大泉洋が言った「逆浦島現象」という奴だ。比較的暇であることも重なって、もう露骨にやる気のない振る舞いをしてしまっている。当然、肝心なところでも役に立てず、それはそれで落ち…

休憩という名称をやめろ

不潔・副流煙・寒い(暑い)の三拍子そろった、通称「休憩室」での、世間で言うところの「休憩」。こんなものを休憩だとか昼休みだとか呼んでて良いのかね? 今日も昼休みとか言われる時間に、その休憩室とかいう場所に入っていったのね。いつも一緒になるオ…

『嘘の戦争』

『嘘の戦争』 草彅剛 藤木直人 ほか 幼い頃、目の前で家族を殺された主人公・一ノ瀬。周囲の人間に真実を訴えるも、事件は父親による一家心中と処理された。それから30年後、人に信じてもらえぬなら嘘をついて生きてやると誓った少年は詐欺師になっていた。…

さよなら今日の日

あるドラマを見ていたら、社会人としてちゃんとしていくのも大事だけど、そんなこといって夢が実現できなかった人をたくさん見てきて、もうこうなったら飯食えないの上等だよみたいなことを、ある人物が言っていて、同じ思いを持って、似たような内容を面接…

試験に出る「中条」 傾向と対策

試験でしばしば問われる「中条」について、簡単にまとめておきたい。 <頻出事項>・宇津井健とガードマンをやった後、港警察署であぶない刑事のタカとユージを課長として指導したタヌキが中条静夫。・三田村邦彦と一緒に三味線の糸で闇の家業を営んだ後、カ…

『ラ・ラ・ランド』

『ラ・ラ・ランド』 エマ・ストーン ライアン・ゴズリング ほか 女優を目指すミアと、自分のクラブを持ちたいジャズピアニストのセブが、出会って惹かれ合って、互いに夢を実現するも、結局二人は一緒になれなかった、という切ないミュージカル映画。 負け犬…

クールジャパン

夢を見ていた。最初は夜中に家を抜け出して、京都駅のような黒くて無機質な駅っぽい場所をぐるぐる回って締めのラーメンを食おうとする、みたいな話だったんだけれど、場所はそのままでだんだん別の形を帯びてくる。 世界に向けてクールジャパンを喧伝する少…