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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

映画鑑賞

『アドレナリンドライブ』

『アドレナリンドライブ』 安藤政信 石田ひかり ほか あぁ、邦画ってこんな感じだった、そうだったそうだった、というのを思い出した一作。みんな若いなぁ。 色んな偶然が重なった末、ヤクザから金を盗んで逃げることになった、初対面の男女のドタバタコメデ…

『アイアムアヒーロー』

『アイアムアヒーロー』 大泉洋 有村架純 ほか 謎のウィルスに感染し人間がゾンビ化した通称ZQNが大発生。漫画家志望で冴えない毎日を送っていた鈴木英雄は、高所ではウィルスに感染しないという噂を聞き、途中で知り合った女子高生・比呂美と共に富士山を目…

『ラ・ラ・ランド』

『ラ・ラ・ランド』 エマ・ストーン ライアン・ゴズリング ほか 女優を目指すミアと、自分のクラブを持ちたいジャズピアニストのセブが、出会って惹かれ合って、互いに夢を実現するも、結局二人は一緒になれなかった、という切ないミュージカル映画。 負け犬…

『さらば あぶない刑事』

『さらば あぶない刑事』 舘ひろし 柴田恭兵 ほか 港の倉庫だった横浜がすっかり国際都市になって、タカとユージも定年直前。中条静夫が死んでからの映画は一つも見ていないんで、色々変わっているようにも見えるが相変わらず。 横浜を牛耳っていた裏組織の…

『海よりもまだ深く』

『海よりもまだ深く』 阿部寛 真木よう子 ほか かつて小さな文学賞を取った売れない中年小説家・良多は、取材と称してインチキな探偵業で食いつなぐ毎日。離婚した妻・響子に未練があり、仕事の合間には元妻の新しい彼氏とのデートを尾行している。唯一の楽…

『この世界の片隅に』

『この世界の片隅に』 のん 細谷佳正 ほか 戦前・戦中の広島を舞台に、おっちょこちょいな主人公すずの成長と日常を描く物語。 ちょっと抜けている少女がどんどん大きくなり、知らない男性(実は既に出会っている)と結婚し、家族として受け入れられ、激しく…

『言の葉の庭』

『言の葉の庭』 入野自由 花澤香菜 ほか GYAO!にて無料視聴。恥ずかしながら、新海誠という監督を『君の名は。』で初めて知った。『秒速5センチメートル』っていうタイトルだけ知ってるアニメ映画があるけど、それの監督だったんだねぇ。で、この監督の2013…

『君の名は。』

『君の名は。』 神木隆之介 上白石萌音 ほか 飛騨の山奥に住む女子高生・三葉と、東京の男子高校生・瀧は、互いの心と身体が入れ替わるという不思議な夢を見るようになる。入れ替わっている間の記憶はすぐに消えて無くなってしまうが、その痕跡があちらこち…

『ルドルフとイッパイアッテナ』

『ルドルフとイッパイアッテナ』 井上真央 鈴木亮平 ほか 見知らぬ街に来てしまった飼い猫のルドルフが、その街のボスである野良猫イッパイアッテナと出会い、飼い主のところへ戻ろうとするまでを描く夏の子供映画。 タイトルは知ってる。猫の話なのも知って…

『シン・ゴジラ』

『シン・ゴジラ』 長谷川博己 石原さとみ ほか もし2016年の現代日本にゴジラが出現したら、この国はそれにどう立ち向かうのか、という政治ドラマ。 前に『セトウツミ』を観に行ったとき、さんざん予告編を見せつけられて、中で気になっていたのがこれ。映像…

『セトウツミ』

『セトウツミ』 菅田将暉 池松壮亮 ほか 公開初日。MOVIX京都まで行ってきた。いつも閑散とした映画館しか行かないから、座席が半分以上埋まっているとなんだか祭りに来たような気分になる。 アホだけど気の良いセトと優等生ウツミの高校生コンビが、川辺で…

『世界から猫が消えたなら』

『世界から猫が消えたなら』 佐藤健 宮﨑あおい ほか 日曜のレイトショーを見に行った。どれだけ観たかったんだよ私は。しかし、やはり期待しすぎると良くないね。正直、イマイチだった。原作は知らんけども、脚本に関して言えば、岡田惠和の良いところと悪…

『ゴーン・ガール』

『ゴーン・ガール』 ベン・アフレック ほか 久々にすげえ映画を見た。 突然妻が失踪し、殺人の疑いを掛けられてしまった夫の話(?) 知的でミステリアスな妻が普段どんなことを考えたり感じたりしているのか、夫にはよく分からない。そんな妻が、想像を絶す…

『ルーム』

『ルーム』 ブリー・ラーソン ジェイコブ・トレンブレイ ほか 拉致監禁された母親と誘拐犯との間に産まれ、一度も部屋の外に出たことのない5歳の少年が、本当の世界を知っていくという話。 前半はウンザリするような監禁生活。後半は外の世界を描く。部屋の…

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 マイケル・キートン ほか かつての映画スターが再起をかけてブロードウェイの舞台に挑戦する、という話。 主人公は過去の栄光に囚われており、自らが主演を務めたヒーロー「バードマン」に付きまとわ…

『6才のボクが、大人になるまで。』

『6才のボクが、大人になるまで。』 パトリシア・アークエット イーサン・ホーク ほか 同じキャストで12年間掛けて映画を撮ったという話題作だが、それ以上でもそれ以下でもないという印象。歳をとれば人間が変わっていくということに、役者たちがリアルに歳…

『僕だけがいない街』

『僕だけがいない街』 藤原竜也 有村架純 ほか 漫画家志望の青年・藤沼悟は時間が巻き戻る現象<リバイバル>を近頃何度も体験していた。悟はそこで事件や事故の原因を取り除くチャンスを与えられるのだ。ある日、北海道から上京してきた母親が、悟の自室で何…

『就職戦線異状なし』

朝から前に録画しておいた『就職戦線異状なし』を30分で見終わった。公開当時はバブルの弾けた直後で、こう上手い具合に就職することは出来なかったみたいだけれど、映画の中にはまだバブルのニオイが残っていて、すごく時代を感じさせる。 私は就職活動自体…

『グラスホッパー』

『グラスホッパー』 生田斗真 ほか 麻薬組織の陰謀に偶然巻き込まれ婚約者を亡くした男の復讐劇、っていう触れ込みだったけれど、全くのデタラメじゃないか。というのも、この主人公、結局何にもやってないから。 婚約者を失って放心状態になっている主人公…

『三つ数えろ』

『三つ数えろ』 ハンフリー・ボガート ほか 探偵もの。ミステリーって、作劇を考える上ではとても重要だ。というのも、観客が観るのは、事件が発生して謎を解くという主人公の一連の行動だけれど、一方でこれを作る側の人間は、結論すなわち事件の全容をまず…

『ハムレット』(1948)

『ハムレット』(1948) ローレンス・オリヴィエ ほか 観た。特に書くことはない。 いま調べたら、翻案を除いて、『ハムレット』は6回も映画化されている。48年、64年、69年、90年、96年、00年。 これらのインターバルをみると、16年、5年、21年、6年、4年とな…

『サリヴァンの旅』

『サリヴァンの旅』 ジョエル・マクリー ヴェロニカ・レイク ほか コメディ映画の監督が、社会的使命に燃えて貧困問題を扱う映画を撮ろうとするが、周囲が大反対。貧しい者の気持ちを知らないだろうと説得を受けた坊っちゃん育ちの監督は、身をやつして貧困…

『天井桟敷の人々』

『天井桟敷の人々』 アルレッティ ピエール・ブラッスール ほか 古い、190分、群像劇、フランス映画。名作と呼ばれる条件がそろった、私の苦手な映画。なんか最近、急速に映画に対する興味を失ってきている。というより、何にも興味を持てなくなってきている…

『人情紙風船』

『人情紙風船』 河原崎長十郎 ほか 江戸時代。貧乏長屋に住む髪結いの男は、地元のヤクザとトラブルを起こして連中から目を付けられている。そのヤクザ連中は、白子屋という質屋と裏で繋がっていて、ちょっとしたことで白子屋は使いを出しては、ヤクザにゴタ…

『生きるべきか死ぬべきか』

『生きるべきか死ぬべきか』 キャロル・ロンバード ほか 自称一流の俳優。彼の妻である女優は、軍人と関係を持とうとしている。ハムレットを演じる俳優の「生きるべきか死ぬべきか」を合図に、軍人は客席を立って、女優と楽屋で逢瀬を重ねている。そんな折、…

『岸辺の旅』

『岸辺の旅』 深津絵里 浅野忠信 ほか 三年前に行方不明になった夫が急に帰ってきた。俺死んだよ、という。妻はそれを受け入れる。妻は夫と共に、夫の過ごした三年間を尋ねて旅に出る。 黒沢清。映画を物語として捉えない蓮實の門下生だけあって、やはり私は…

『隣の八重ちゃん』

『隣の八重ちゃん』 逢初夢子 ほか 帝大生の青年と、隣に住む女学生。幼なじみの二人はまるで兄妹のような関係にあるのだが、女学生の方は密かに帝大生に思いを寄せるようになっている。そこに女学生の姉が嫁ぎ先から出戻ってきた。一人寂しい姉は、イケメン…

『浪華悲歌』

『浪華悲歌』 山田五十鈴 ほか 主人公である若い女性が、父の借金やら兄の学費のために、社長の愛人になり、それが奥さんにバレて関係が終わった後に、美人局をやったりして、とうとう警察沙汰になってしまい、恋人は自分を捨て、家族は自分を冷たい目で見る…

『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』

『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』 斎藤達雄 ほか 仲良し兄弟がとある街に引っ越してくる。悪ガキたちにいじめられて学校をサボるようになると、厳しいお父さんに怒られてしまう。そのうち悪ガキたちと仲良くなる。ある日、誰のお父さんが一番エラいか…

『駅馬車』(1939)

『駅馬車』(1939) ジョン・ウェイン ほか 駅馬車に乗り合わせた人たちの物語。要は、バスみたいなものか。それぞれの人物が、それぞれの理由・目的を持って移動している。軸となるのは途中で現れる脱獄囚の主人公。この男、家族を殺され、その復讐に燃えてい…

『モダン・タイムス』

『モダン・タイムス』 チャールズ・チャップリン ほか そういえば昔、経済の授業中にこの映画を少しだけ見せられたな。 工場勤務で単調な作業を繰り返しているチャップリンはとうとう頭がおかしくなって病院送り。退院後、赤い旗を拾って落とし主に返そうと…

『望郷』(1937)

『望郷』(1937) ジャン・ギャバン ほか 物語を進めるための設定があざとい映画。 街一番のワルである主人公は、迷路のように入り組んだ街の構造を利用して、いつもすんでの所で警察から逃げ切っている。街から一歩でも出たら捕まえられる……というのが話の軸…

『ペコロスの母に会いに行く』

『ペコロスの母に会いに行く』 岩松了 赤木春恵 ほか 父の死後、すっかりボケてしまった母を介護施設に入れるんだけど……というお話。 詳しいことは何も語られていないけれど、嫁のいない主人公の中年親父が、30手前の息子と共に、母のいる実家で暮らしている…

『キングコング』(1933)

『キングコング』(1933) フェイ・レイ ほか 映画監督が新作を撮るために凄い何かが存在するという伝説の島を目指して旅に出る。その前に、男だらけの長い航海にも耐えられる女優を、ということで街を探し歩いていると、逸材を発見。船内のリーダー的存在であ…

『三文オペラ』(1931)

『三文オペラ』(1931) ルドルフ・フォルスター ほか 三文オペラってブレヒトの戯曲じゃねえの? 読んだこと無いけど。はい、そうでした。 街のギャングのリーダー・メッキーが、美しい娘に一目惚れして(って、こんな話ばっかりやな)しまうのだが、実はこの…

『巴里の屋根の下』

『巴里の屋根の下』 アルベール・プレジャン ほか 主人公の男が、美しい娘に一目惚れ。しかし、娘は美しいので街のジャイアン的な奴が女は俺のものだ、とナンパして、娘もジャイアンに惚れてカップルが成立する。ところが、ジャイアンがキスのついでに女のカ…

『西部戦線異状なし』

『西部戦線異状なし』 ルイス・ウォルハイム ほか アメリカ産なのにドイツ人たちの第一次大戦を描いたという変化球な映画だが、内容はストレートな反戦もの。主人公は学生で、まだ右も左も分からないのだけれど、それ故に世論に左右されてしまう。教師は若者…

『幌馬車』

『幌馬車』 ジャック・ウォーレン・ケリガン ほか 『リテラシー』が一段落付いたところで、これからは『映画史を学ぶクリティカル・ワーズ』に掲載してある、「〇〇年代の必見映画」を順に見ていくことにする。で、第一弾がこれだ。年代別に見ていくから、こ…

『市民ケーン』

『市民ケーン』 オーソン・ウェルズ ほか 新聞王と呼ばれ一代で莫大な富を築き上げたケーンが、「バラのつぼみ」という言葉を残してこの世を去った。ありきたりなニュース映画を作るまいとした経営者の命を受け、一人の記者が「バラのつぼみ」の謎を求めてケ…

『スプラッシュ』

『スプラッシュ』 トム・ハンクス ダリル・ハンナ ほか 彼女の出来ない主人公が海で溺れたところを美女に救われ、彼女に一目惚れする。美女の正体は人魚で、実は20年以上前にも、幼い主人公は彼女に救われていた。彼女もまた主人公に恋しており、正体を隠し…

『クルーレス』

『クルーレス』 アリシア・シルヴァーストーン ほか 学校一の美少女であるヒロインは、学内のダサい子を変身させるのが趣味、という何とも生意気で傲慢な女の子。何だかんだと知恵を働かせて、自分の思い通りにやってきたのだが、好きになった転校生がゲイだ…

『ショート・カッツ』

『ショート・カッツ』 アンディ・マクダウェル ほか 180分超え。またクソ長い映画かよ、とか思いながら、見始めたら結構面白くて、どうなるんだ、と思っていたんだけど、次第に、あ、これどうもならないな、と気づき始めて、調べてみたらロバート・アルトマ…

『テンダー・マーシー』

『テンダー・マーシー』 ロバート・デュヴァル ほか 落ちぶれたカントリー歌手が、酔いつぶれて一夜を明かしたモーテルで、そこのオーナーである子持ちの未亡人と出会って結ばれる。同じく歌手である前妻が近くのクラブで歌っていて、娘に会いたくて彼女の元…

『奇蹟の輝き』

『奇蹟の輝き』 ロビン・ウィリアムズ 運命的な出会いをして結婚した主人公は、妻との間に二人の子供をもうけて幸せな日々を送っていたが、子供二人を突然の交通事故で失ったうえ、間もなくして自分も事故によってこの世を去ることになってしまう。天国と思…

『go』

『go』 スコット・ウルフ ほか 窪塚じゃない方ね。 麻薬を巡る三人の男女のオムニバス映画。一人目のエピソード、二人目のエピソード、がそれぞれ悲劇的に終わり、三人目のエピソードもどんどんと状況が悪くなっていく。このまま破滅的な結末を迎えるのか、…

『インデペンデンス・デイ』

『インデペンデンス・デイ』 ウィル・スミス ビル・プルマン ほか 地球を侵略しに来た宇宙人をアメリカ人がヒャッハーする映画。 宇宙人の侵略作戦にいち早く気付いた主人公を中心に、離婚寸前の妻を通じて大統領とコンタクトを取ったり、空軍パイロットと出…

『スリング・ブレイド』

『スリング・ブレイド』 ビリー・ボブ・ソーントン ほか 自分の母親とその愛人を殺し病院に入れられていた主人公が退院し、実家の近くで出会った少年と交流を深める。少年は父を亡くし母と二人暮らしなのだが、母は頼れる者のいない不安からかある男と付き合…

『ターミネーター2』

『ターミネーター2』 アーノルド・シュワルツェネッガー ほか 未来から来た殺人マシンと、それから主人公を守るために未来から派遣されたマシンが戦う、という話。 続編なんで、色々と前提がある。まぁ、別に私が書かなくても調べればすぐに分かる話なんだけ…

『家庭』

『家庭』 ジャン=ピエール・レオ ほか トリュフォー。なんか小津安二郎の作品群と同じで、見終わったあとに、なにがどれで何て言うタイトルだったか、まるでごちゃごちゃになってしまう。まぁ興味がないというのが一番大きいだろうけど。 新婚の男が、エキ…

『大人は判ってくれない』

『大人は判ってくれない』 ジャン=ピエール・レオ ほか またまたトリュフォー。『アントワーヌ・ドワネル』シリーズってのを知らずにDISCUSに登録しちゃったせいで、次から次へと送られてくる。 イタズラ好きの少年が学校では怒られまくり、家では厳しい母…