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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

『テンダー・マーシー』

『テンダー・マーシー ロバート・デュヴァル ほか

落ちぶれたカントリー歌手が、酔いつぶれて一夜を明かしたモーテルで、そこのオーナーである子持ちの未亡人と出会って結ばれる。同じく歌手である前妻が近くのクラブで歌っていて、娘に会いたくて彼女の元に出かけるが、酒乱だった男は大層嫌われており、すげなく追い返されてしまう。その後、彼のファンというバンドの若者たちが現れ、彼らに提供した楽曲がヒットしだして、男にも復活の兆しが見える。ところが、男の娘が交通事故死してしまう。葬式に出席したあと、男はモーテルに戻り、彼女たちと暮らすことを決める。

という、どこかで見たようなお話。なのだが、『リテラシー』を読んで思い出したわ。これって、モーテルの女が敬虔なキリスト教徒で、主人公の男もそれに救いを求め、平安を得ていく話なんだな。だから、どこかで見たようなお話なんだけど、多分、キリスト教を信仰している人からすれば意味が違うっていうことになるんだろう。『リテラシー』で、そういう魂の部分は記号論では語れない、というようなことを言っているけど、まさにそういうことだ。

映画技法のリテラシー〈2〉物語とクリティック ([2]物語とクリティック)

映画技法のリテラシー〈2〉物語とクリティック ([2]物語とクリティック)

  • 作者: ルイスジアネッティ,Louis Giannetti,堤和子,増田珠子,堤龍一郎
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本
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