読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

『市民ケーン』

市民ケーン オーソン・ウェルズ ほか

新聞王と呼ばれ一代で莫大な富を築き上げたケーンが、「バラのつぼみ」という言葉を残してこの世を去った。ありきたりなニュース映画を作るまいとした経営者の命を受け、一人の記者が「バラのつぼみ」の謎を求めてケーンの関係者に取材をしていく。

人類史上最も偉大な映画ランキング的な奴で必ず上位に入っている奴。『リテラシー』も総合分析として、これまでに講義した知識を総動員させ、本作をまるまる一章使って取り上げている。つまりこの映画には、現代の映画では当然に使われている語りのテクニックがこれでもかというほど詰め込まれていて、それが当時としては画期的だったということだ。逆にいえば、いまの映画を見慣れた我々が本作を見ても、古い映画の一本としてしか見ることが出来ないだろう。

内容としては、貧乏から成り上がった主人公が、富を得たが愛に飢えていた、という波瀾万丈で孤独な人生を描く、ありがちなものだと思う。

これで『リテラシー』に載っていた映画で、借りれるものは大半を見たことになる。というわけで、次回以降、『リテラシー』を一章からさらっとまとめていくことにする。

映画技法のリテラシー〈1〉映像の法則 ([1]映像の法則)

映画技法のリテラシー〈1〉映像の法則 ([1]映像の法則)

  • 作者: ルイスジアネッティ,Louis Giannetti,堤和子,堤龍一郎,増田珠子
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 単行本
  • 購入: 5人 クリック: 72回
  • この商品を含むブログ (24件) を見る
 
映画技法のリテラシー〈2〉物語とクリティック ([2]物語とクリティック)

映画技法のリテラシー〈2〉物語とクリティック ([2]物語とクリティック)

  • 作者: ルイスジアネッティ,Louis Giannetti,堤和子,増田珠子,堤龍一郎
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 10回
  • この商品を含むブログ (14件) を見る