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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

『巴里の屋根の下』

『巴里の屋根の下』 アルベール・プレジャン ほか

主人公の男が、美しい娘に一目惚れ。しかし、娘は美しいので街のジャイアン的な奴が女は俺のものだ、とナンパして、娘もジャイアンに惚れてカップルが成立する。ところが、ジャイアンがキスのついでに女のカバンから金を抜き取るという意味不明なトリックプレイをぶちかますと、女はキレて店を飛び出していく。ここに目を付けた主人公が女をナンパし、何だかんだで家に連れ込むことに成功。女は主人公に惚れて、二人は結婚することに。が、偶然とはなんとも恐ろしいもので、預かっていた荷物が盗品だったことが判明し、無実の罪で主人公が連行される。その様子を、女は見ていた。後日、人違いということで釈放された主人公はジャイアンと決闘することになり、多勢に無勢で大ピンチのところ、女の通報で九死に一生を得る。さて、全てが終わったいま、主人公は女と一緒になろうとするのだが、女がこれを拒否。なんと主人公が塀の中にいる間に、女は主人公の友人とできていやがったのである。はらわた煮えくりかえる主人公だったが、女の幸せを願って自分が引き下がるんだな。まぁ、主人公の友人が一番イケメンだし、世の中ってのは非情だよね。っていうか、この女ただの尻軽だし、こんな女、どうせ幸せにはなれんぞ。ということで、これは主人公にとってハッピーエンドだったのか、バッドエンドだったのか分からないが、ひでえ話なのは確か。

映画史的には、半分はトーキーで、半分がサイレント、という珍しい一品ではあるようだ。

巴里の屋根の下 [DVD]

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映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ【新装増補版】

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