京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

『神話の法則―ライターズ・ジャーニー』

『神話の法則―ライターズ・ジャーニー』 クリストファー・ボグラー

ハリウッドの脚本メソッドの中では、三幕構成の次くらいに有名な奴。簡単に言えば、っていうか、そもそも話は簡単で、物語っていうのは「行って、帰ってくる」ってのが基本だと。いまの世界から出て行く決心をして、旅をして何かを成し遂げて、元の世界に帰ってくる。けど、そこは元の世界とは確実に違うんだ、っていう。売れてる映画は全部これだぜ、たとえば『スター・ウォーズ』とかさぁ、と。

物語は全部で十数パートに別れて、それぞれに機能があって、ドラマを推進させていく。キャラクターにも同様に役割があって、それが「アーキタイプ」。脚本の勉強をしている人なら、嫌というほど聞いたことのある話だろう。

こういうフォーマットをなぞって脚本を書いても、結局面白い映画って出来ないんだよな、というのは昨今の映画を見れば明らか。第一、書いてる人間が楽しくないんじゃない? 売れた映画はこうなってる、売れた映画はこうしている、っていうのはもう良いよ。それこそ飽き飽き。どうやったら書けるようになる? どうやったら内なる創造性を発揮できる? という能力開発の方に、今のところもっぱらの関心がある。

あぁ、ちなみに本書は書店でもアマゾンでも売ってません。Story Arts and Science Labで買ってください。

神話の法則―ライターズ・ジャーニー (夢を語る技術シリーズ 5)

神話の法則―ライターズ・ジャーニー (夢を語る技術シリーズ 5)

  • 作者: Christopher Voglar,クリストファーボグラー,岡田勲,講元美香
  • 出版社/メーカー: ストーリーアーツ&サイエンス研究所
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本
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