京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

餅は平等だ

月に一度、京都に住む祖父母の家を訪ねている。

先々月、お土産に出町ふたばの桜餅を買っていったところ、これをものすごく気に入ってくれて、また食べたいというので、出町柳まで行った。GW初日の京都は、京阪四条、梅小路蒸気機関車館、とリニューアル続き。ニアミスで済んだが、ただでさえ人の多い連休にあれに巻き込まれたかと思うとぞっとする。

とはいえ、出町ふたばも大行列。知る人ぞ知る京都人の店だったのに、すっかり全国区だもんなぁ。並んでいる間、ずっと何を買おうか迷っていた。当然、まず桜餅。名代豆餅も外せないだろう。もう5月なので柏餅が出ていて、種類が4つもある。こしあん、つぶあん、みそあん、それからヨモギ(餡は恐らくこしあんのみ)。一番人気を聞いても、スッと出てこないあたり、実はどれも売れてないんじゃないかと思うんだけど、みそあんだけ別に張り紙があったから、これを買うことにした。

店員さんは大忙し。桜餅を何個、豆餅を何個、柏餅はみそあんで何個、というのを一度に暗記しないといけない。客によっては(すいません私です)、容器を分けて、こっちにあれとこれを何個ずつ、そっちにあれとそれを何個ずつ、なんて言い出すから、覚える量が倍になる。で、さすがに覚えられないようで、何度も確認された。ただ他のお客さんを見ても、間違いがないように何度も確認されているみたいで、それに時間がかかるんだな。これだけ人が並んでるんだから、店員を一人用意してメモを取っていくなりすれば良いのにな、と思ったんだけど、まぁ店には店の事情とやり方があるんだろう。

結局、40分以上は並んだと思う。一列前に並んでいた女の子が凄くかわいくて、しかも隣に立ってる彼氏の顔から目を外さないの。知ってました? 世の中は不平等だって。