京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

「ジャンルもの」というジャンル

映画には「ジャンルもの」とでもいうべき(あるいは、もうそう呼ばれているのか?)映画があって、私はあまり好かない。

マンガなんて、まさにこれでしょ。ヨーヨーだ、ミニ四駆だ、ベーゴマだ、扱っているものは違うけれど、やってることは一緒。幼稚で取るに足らないものに、文字通り主人公が命を賭けて挑み、頭の中全部が、人生の全てが、世界の何もかもがそれ一色で、それによって左右される。大げさな割にテーマはチープで、一言で言ってアホらしい。

映画もネタがなくなると、すぐにジャンルものを作ろうとする。で、中身は? 頑張りました、勝ちました。勝ったのはなぜ、頑張ったから。という安い価値観を同義反復させるだけ。そんなもんは子供が読むマンガに任せておけよと思う。

まぁ、友情・努力・勝利で人生上手くやってきた奴にとっては、それが人生のリアルなんだから仕方ないのか。私にとって、それに全くリアリティを感じられないのも、当然なんだろうな。