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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

『ザ・ストーリー』 Chapter5

脚本術・映画学・物語論

『ザ・ストーリー』 Chapter5 ロバート・マッキー

目次:

INTRODUCTION 型破り脚本術
Chapter 2 構成のスペクトラム
Chapter 3 物語世界を創造する
Chapter 4 ジャンルと決まりごと
Chapter 5 構成とキャラクター
Chapter 6 思考と感情のデザイン
Chapter 7 ストーリーの本質
Chapter 8 インサイティング・インシデント
Chapter 9 困難の連鎖
Chapter10 シーンをデザインする
Chapter11 シーンの分析
Chapter12 コンポジション
Chapter13 危機、クライマックス、解決
Chapter14 敵対者の原則
Chapter15 状況説明
Chapter16 問題と解決策
Chapter17 登場人物
Chapter18 脚本の実際
Chapter19 プロの流儀

構成とキャラクター

構成とキャラクターは表裏一体で、どちらが先だとかどちらが重要だという話ではない。ただし、キャラクターと人物像は別物。
人物像は、その人の性質、属性、表面的に分かるもの、の総和。ルックスとプロフィール。
キャラクターは、プレッシャーによって人物像が引きはがされることによって現れる。見た目ではない、実際を示すもの。

ストーリーが主人公にプレッシャーを掛けることで、人物像がキャラクターに変わっていく。キャラクターを表出させるのが構成で、キャラクターは、その表出が観客に受け入れられるような、それらしさを必要とする。このような関係から当然、人格が変わればストーリーが変わり、ストーリーが変われば人格が変わる。

別の言い方をすれば、ストーリーの構成と本当の性格は、1つの現象を2つの視点から捉えたものなのだ。登場人物が仮面を付けて行う選択がその人物の内面を作り、ストーリーを前に進める。

登場人物をどれほど複雑なものにするか、はジャンルによる。脚本家は、登場人物の内面と出来事をいかに関連づけるか、デザインするのに力を注ぐ。特にクライマックスに力を注ぐ。これが最高のプレッシャーであり、そのキャラクターを決定的に明らかにするものだからである。

次は「Chapter 6 思考と感情のデザイン

ザ・ストーリー

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