京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

何を見ても凹む

飯を食いながらテレビを見ていたら「笑ってコラえて」が始まって、栗山千明がゲストで出てきて、綺麗で凹む。『鴨川ホルモー』を思い出し、京大が連想され、凹む。にしても、栗山千明も随分歳をとったなぁと思い、そうか、私と同世代の人間はいい大人で、若者じゃないんだな、と思い、凹む。

同番組で「大学の旅」という神経を逆なでするコーナーが始まり、そういえばこの前これを見たときは阪大だったっけ、と思って凹んでいたら、今日は上智大学で凹む。何カ国語もペラペラの中国人が出てきて凹む。学生がみんな楽しそうで凹む。

ようやく終わったかと思うと、昔「ダーツの旅」に出ていた女性のその後の様子がどうのこうのと始まる。当時高校生だった彼女は、夢はフルート奏者で世界に羽ばたきたい、その前にまず藝大に行く、とか言っていて、「デカいことを言っちゃった」と番組宛の手紙の中で当時の思いを告白しているんだけど、実際に藝大に現役合格して留学もして、いまは立派なプロになっている、とかいう話で凹む。彼女は彼女なりにかなり苦労しているようで、もちろん彼女を妬む気持ちは一切ないけど、夢のためにすんげー頑張って着々とステップアップしている人を見て凹む。彼女がかつてのように、デカいこと(=今後の目標)を言って、それも夢じゃないよねというオチが付いたところでそのVTRは終わって、凹む。

突き詰めれば突き詰めるほど、私の人生空っぽだけれど、やっぱり15歳からの人生、本当に空っぽで、もう人生の半分空っぽ。自分の人生が満たされていることをイメージすら出来ない。この巨大な穴はもう永久にふさがることはなく、ますます自分の人生を飲み込んでいくんだろう。こうやって何を見ても凹むのは、まさにそういうことではないか。