京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

本を取り戻せ!

物を捨てて、身体一つで生きて行きたい。そんな風に思い立って、身の回りにある捨てられそうな物、手放せそうな物、みんな片っ端から整理してしまう時期が、数年に一度、下手をすれば年に数度、訪れる。

そうやってスッキリするたび、残ったのが空っぽな自分であることを改めて悟る。とても身体一つでは生きて行けそうにないと思う。捨てた物、手放した物を惜しいと思う時期が訪れるのだ。それが今。

私の持ち物と言えば、本。この本という奴は本当に始末に負えない。嵩張るし、もうどうでも良いというクズ本ばかりなのに、また読みたくなる時期が、書いてあったことを思い出す必要に迫られる時期が、必ずやってくる。だから手放しちゃいけないのに、どうしても遠くにやってしまいたくなる。

全く愚かな話だが、いまこれまでに手放した本を、順番に集めようとしている。さすがにもう良いや、という本ももちろんあるのだが、それを除いても結構な数と金額になる。中には絶版になって手に入らなくなっている物もあったりして、結構凹む。

最初から全てが電子書籍だったなら、この問題は一発解消なんだけどなぁ。