京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

パッカーン

仕事をしていたら、っていうか、仕事をしていなかったからだが、ボケーッと座りながらシナリオを書かなきゃシナリオを書かなきゃって、ずーっと考えていて、何にも思い浮かばないし、何かを考えていたはずなのに、気がつくと何も考えていない無の境地に至っていたのに、ある瞬間、ふっとアイデアが浮かんできて、ビックリした。

一切の無だったところにこうやって一瞬で何かが現れる、というのは物凄く不思議だ。この瞬間、脳は一体どんな風になっているのだろうと思う。

といっても、全然面白くない、全く使えないアイデアだ。しかも、これって、あの映画とあの映画を足して3で割ってる感じじゃね? と気付いて絶望的になる。ネタ元が自分でも割れてしまっていて、しかも劣化しているのだから。

こんな時、いやいや、この間観た○○もクソみたいな映画だったし、大丈夫だろう、と自分を奮い立たせようとするんだけど、つまらないと分かっている話を大丈夫と自分に言い聞かせて書きたいわけじゃなくて、やっぱり感動する映画の脚本が書きたいわけで、才能ねぇなぁ、オラもう田舎に帰るべさ、とか思うんだけど、才能も帰る田舎もないし、そもそもまだ2本しかシナリオを書いたことがないのだった。