京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

行き交う人もまた旅人

「ひとりでできるもん」の舞ちゃんがお亡くなりになったとか。小さい頃みてたなぁ。NHKの子供向け料理番組だったっけ。ゲーム機から飛び出してきたキャラクターのアドバイスを受けながら、主人公の舞ちゃんがひとりで料理が出来るようになっていく、っていう内容だった気がする。オープニングで、そのゲームがショーウィンドウに飾られていて、舞ちゃんがそれに見とれて、買っちゃうんだ。私もそのゲーム機が欲しくてね。もちろん、架空のものなんだけど。懐かしいなぁ。

その後、しばらく番組を見ないうちに、舞ちゃんが別の女の子になっていて、初代の舞ちゃんがお姉さんになって登場していたんじゃなかったかな。あぁ、大きくなったねぇ、って思ってたけど、私の方が4つも年下だったんだねぇ。ニュース記事に「初代『舞ちゃん』といえば、思い出すお父さんたちも多いだろう。」と書かれていて、そうなんだよな、そうなんだよな、と年の流れを思わずにいられなくなる。

NHKで言えば「英語であそぼ」のお姉さんも、数年前に(って改めて調べたら10年以上前に)死んじゃってる。

いつも思い出にある、何も考えずに幸せなあの頃は、あっという間にどんどん遠くなっていく。その頃を満たしてくれていた人たちが、いなくなっていくのは寂しい。それが自分と同世代となるとなおさら。

私だってあと何年生きられるか分からない。もう生きたくないなんてことを平気で口走ることも日常になってしまっている。それでもとりあえず、このまま先に進んでいきたいなと思う。私と同じ頃に生まれて、同じ時代を生きていた人たちが見られなかった分も、この先を見届けなきゃな、と思う。