京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

合同飲み会

金曜の夜、近隣部署と合同の研修を行った後、飲み会が開催された。酒が飲めない人間にとって、居酒屋での飲み会というのは結構辛い。酒がメインで、メシがおざなりにされる、というのがまず辛い。そして、すっかり出来上がった気の知れない連中と一緒、となると、ますます辛い。学生の時もそうだったのだけれど、私は楽しくないし、楽しくない私がいるとその場も楽しくないし、しれっと不参加を表明してwin-win(笑)ということにしていたのだが、そういうわけにもいかないのだった。

それにしても酷い居酒屋で、飲み放題なのは良いけれども、コースの食い物がいっこうに出てこない。サラダだお造りだ、とポツリポツリ運ばれてくる料理は、席に着いた人数で割ると一人分いくらもない。メニューは本当に適当というのかやっつけというのか、居酒屋でインスタントのコーンスープをお湯で溶いたのが出てくるとは思わなかった。空腹も限界になり、メシを食いに先に帰ろうと言い出す人が出てきて、その人に一緒に出ようと何度も誘われたものの、山上憶良でもあるまいに帰れるはずもなく、もう少し待ちましょうと、一番帰りたいはずの私がその人を押しとどめていた。それでラストオーダーを取りに来た直後、脂っこい焼きそばと、悪い油で揚げられたげんこつサイズの唐揚げが親の敵のように出てきて、一体何を考えとんじゃい、という感じだった。ホント、エラい目に遭った。

みんなよくそんなに盛り上がって話が出来るなぁ。いや率先して盛り上げているのか。大人だなぁ。別に、そんな中学二年生っぽく振る舞いたいわけじゃないんだけれども、みんなが楽しそうに話をしているのを、ずっと眺めているしかなかった。実際には、にこにこして話を聞いているフリをしたり、酒に酔ってちょっとしんどいフリをするんだけども。そんな風に物凄い騒音の中に一人でいると、逆に静寂を感じてしまうのだから不思議だ。って、この斜に構えた感じ、なんか村上春樹っぽいよね、アニメっぽいよね、と思われるかも知れないけど、本当にそうだったんだもん仕方ないじゃないか。

ただ、最近気付いたのだけれど、酒を飲むと身体がぼーっとして緊張しなくなるのは、どうも確からしい。上司と話しても、女の子と話しても、あんまりドキドキしないもんね。みんなそうなのか。それが要は開放的になっているということなのか。だから酒を飲むんだろうな。しかしやっぱりあれは毒なんだろう、頭は痛いし、お腹は下すし、ろくなことが無い。