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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

従兄弟と飯を食う

横浜から従兄弟と伯母が関西に帰ってきていて、祖父母を交えてうちの一家と一緒に飯を食った。というのは以前から言っている通り、うちの弟が独り立ちをするんで、祖父母にとっては末期の別れとなる可能性がないわけではなく、一度飯を食おう、ということになったわけだ。そこに折良く、伯母が従兄弟をつれて帰省していて、という話。

ひっさしぶりに従兄弟に会って、私なんかは人見知りでなかなか話が出来ないんだけど、弟はあんまりそういうことを意識せずに話が出来るんで羨ましい。とは言っても、小さい頃から知っている仲、というのは不思議なもので、全くの他人ではなくて、何かを共有しているなぁと感じる。東工大の院まで行ってちょっぴり鬱っぽくなったと聞いていた従兄弟はすっかり太って楽しく仕事をやっているようだ。

親はどんどん年老いていくし、祖父母はもうじきいなくなるだろう。弟は出て行くし、私が一人になる日もそう遠くはない。でもこうやって一族(というほどの規模でもないのだが)が集まると、心強く感じるものだ。まぁ伯母は両親よりも年上で、この集まりのうちの大半は、私なんかより早くいなくなってしまうであろう人たちなんだけれど。

親戚のつきあいなんて両親の祖父母と、強いて言うならこの従兄弟一家だけ。いざとなった時に頼れるほどの付き合いというものが私にはほとんど無い。ただ、もう頼る年齢じゃなくて、頼られるべき年齢なんだよな、ということをよく思う。

うちに帰る車を父が運転し、私は後部座席でいびきをかいて寝ていた。ずっと守られる側にいるわけだ。本当は私が運転してやらなきゃいけないのになぁ。