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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

シナリオの書式設定

ご存じの通り、シナリオは3つのパーツで出来ている。柱(シーン)・ト書き・セリフ、である。

「柱(シーン)」は、文頭に「○」を書く。

「ト書き」は、すべて文頭から3マス空ける。文頭の字下げを「インデント」という。

「セリフ」は、"発話者名「"を文頭から書き始め、複数行にわたる場合は、2行目以降、すべて文頭から1マス下げる。2行目以降にインデントを設定することを「ぶら下げインデント」という。

さて、ワープロソフトでこれを効率よく打ち込んでいくにはどうすれば良いか、という話だ。いちいち律儀に打ち込んでいく、という方法もあるが、効率的とは言えない。

柱は「まる」と打ち込んで「○」に変換するだけでまぁ一応済む。ト書きも、すべての行に全角3つ分のスペースを打ち込んでいかなきゃならないが、ワープロソフトがオートインデント機能を備えているから、なんとなく、済む。が、セリフのぶら下げインデントはどうしてもいちいち設定してやる必要が出てくる。

そこで「段落スタイル」を使うという方法がある。たとえば「柱」という段落スタイルを自分で作ってしまう。シナリオで柱を立てるときに段落スタイル「柱」を呼び出せば、文頭に「○」が表示されるようになる。同様にして「ト書き」を呼び出せば、その段落のすべての行に「3字のインデント」。「セリフ」を呼び出せば、「ぶら下げインデント」が適用される。

問題は、スタイルの呼び出しが面倒だということ。Wordだとスタイル作成した後、プルダウンメニューでいちいち呼び出す必要がある。一太郎もメニューを開いてスタイルを選択する、という手間が掛かる。

私としては、こういう風にしたい。柱は「まる」→「○」の変換で十分。ト書きとセリフはショートカットで即座にスタイルを適用する。Tabキーの一回押しと二回押しで二つが呼び出せれば申し分ないが、まぁ無理だろうし、贅沢は言わない。

で、実は、一太郎ではスタイルのショートカット適用が可能だ。が、まるで融通が利かない。

まず、「Alt+1」と入力すると「文書タイトル」という名前のスタイルが適用される。このスタイルは一太郎が用意したもので、スタイルを変更することは可能なのだが、「文書タイトル」という名前が変更できない。そこを変更すると「Alt+1」のショートカットが使えなくなってしまう。以下、「Alt+0」までショートカットが割り振られているけれど、すべて同様。

仕方ないから、そこは諦めて「文書タイトル」という名前のままスタイルを変更してみるのだが、この変更が作成中の当該ファイルにしか適用されない。次にまた別のファイルを拵えると、「文書タイトル」は元のスタイルに戻っている、というわけ。

うーん、一体この使いにくさはなんだろう。私が使い方・設定の仕方を分かっていないだけだろうか。その可能性は十分にあるけれども、ちょっと調べたら分かるようにしておいてもらわないと、バカは本当に困る。困ってるんだよ、バカは。