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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

悪いのは私

それにしても同じ話ばかりするが、仕事ってこんなにもつまらないもので、自分の生の意味に疑いを抱くほど退屈なものなのだろうか。仕事に行きたくないのは社会人に概ね共通するところだと思うが、仕事が厳しいとか人間関係が辛いとかいうのがその理由じゃないのかな。虚しい、というのが理由の人、まぁいなくはないだろうけれど、少数派なんじゃないだろうか。

正社員登用を前提にバイトとして採用してもらって早三年。私としては最初から社員になるつもりはなく、30ヶ月で300万貯めたら辞めようと思っていた。働き始めの頃は色々と新鮮だったが、単調な仕事内容にすぐに嫌気がさした。ところが、単調な仕事の割にしょっちゅうミスを犯す。最近では多少慣れてミスも減ったとはいえ、私に向いていないのは明白。とにかく、私の苦手な分野を寄せ集めたような仕事だ。この際、私の得意な仕事ってなんだ、という話は置いておくとして。

何関係の仕事かは明かさないが(バレてる?)、今の仕事は機械でも出来ることなのだ。むしろ、機械がやった方が良い。それをわざわざ私のような人間にやらせるからミスが発生する。そして、私の所属された部署はミスに非常に厳しい。他の部署がなぁなぁで済ませていることも「不正」と断じて上に報告する。やれ始末書だ何だと書かされる。悪いのは私だから、何にも言えない。でもなぁ、という気持ちはぬぐえない。

それに、私だけに妙に厳しい気もする。ある部署から、書類Aを作るにはどうすれば良いかと質問を受けたうちの部署の人間が、Aを作るにはXする必要がある、と返答した。後日、私の元にXをしたうえでAの作成依頼が来たのだが、実際はAではなくA'だった。これはXではなくYする必要があるものだ。私はその旨を説明して一言詫びたのだが、これが良くなかったらしい。うちはAを作るという話で質問を受けたんだから、こっちには非はないんだ、と。あぁそうですか、と思ったが、最初に「Aを作るにはXしてください」と回答したのが私だったらどうなっていたか。AではなくA'である可能性は十分に予見できたんだから、まずAかA'かを確認して、XかYの指示をすべきじゃないか、と言われたに違いない。日頃散々そういわれているからこそ、一言詫びを入れたのだが、回答者がベテランだと管理者も甘い甘い。

うちの部署に来客があったのを、部署の人間全員が見逃していたのに、応対しなかったといって私が怒られたりね。私も作業してたんですけど、とは言えず。あいつら、バイトにバイト以上の仕事をさせるくせに、バイトの仕事より自分の仕事の方が大事だと思ってるんだろう。お前らの仕事も、そう遠くないうちに機械に取って代わられるっつーの。他部署からクレームが来たときだって、なんだかんだ理由を付けて1%でもこっちに責任があるなら、お前が悪い、という話で終わる。基本的に味方はしてくれないんだよなぁ。

というわけでなんだ、結局、いま働いてる部署が嫌なんじゃないか? うん、それは確実にその通りなんだけど、このくらいの仕打ちは社会人の一般教養課程みたいなもんで、なんのことはないつもりなの。ただこれ以上削ぐやる気もないのに、テンションの下がる環境で、融通の利かない人たちの正論に従って退屈で単調な虚しい仕事を、あと83日も繰り返さなきゃならないのかと思うとフッと意識が飛びそうになる。