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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

潰れちゃえよ

年中、業績が悪い業績が悪いと社員を責めて精神論を言うだけの、ろくな対策も立てられない、費用ばかり掛かる焼け石に水の、何かにつけて行われる社内研修(と会議)が今日も開かれた。お世話になってる自分の会社にこんなことを言うのもなんだが、もう潰れちゃえよ、と思う。というか、私がそう思うまでもなく、早晩この会社は潰れるんじゃないだろうか。

何故かというと、具体的には言えないんだが、顧客がその会社を選んだ理由というのを調査したところ、他社はいずれも「商品価値」によって選ばれているのに対して、弊社は全く違う理由から選ばれている、と聞かされたから。「だからお前ら頑張れよ」と言われたのだけれど、まったくトンチンカンな話。それ以前にも「うちの会社のお客様は○○な人たちが大半を占めている」という話を聞いていて、二つの話を合わせれば、要するにうちの会社は「○○な人たちに商品価値のない××を売りつける」会社だということである。

しかも業績が悪い。××の性質上、今後○○な人たちを当てにすることはできないし、いまだってこれが限界。各部署は自分のところの成績ばかり気にしていて、うちよりまだ下がいるから、あそこより下にならないように、ってそんなのばっかり。無意味な顧客の取り合いになっている。その成績にも独自の計算方法があって、業績の伸びに対する貢献度=成績、となっていないのだから、もう訳が分からない。

イライラしながら話を聞いていたら、これはノルマではない、という前置きのあと、成績に関する決意宣言をさせられた。思わず「氏ね!」と言いそうになった。バイトは社員になるために頑張るから期待してる、だって。先日正社員採用落とされましたけど? まぁ真面目に頑張るフリをするクズだから仕方ないのか。

研修を終えてウンザリしながら仕事をしていたら、またまたウンザリ。書類のAとA'が入れ違いになっていることが判明した、という。直接私がやったものではないのだが、一応いま一時的に私が担当者(に無理矢理させられている)ということで矛先がこっちに向いている。

んなもん、AとA’を入れ替えて作り直せば済む話で、実際いつもそうやっているくせに、融通の利かない上司は上に報告するんだとさ。まぁそれが正当な取り扱いであることに異論はないんだけど、仕事のやり方として正当なのか、さっぱり分からん。ちゃんと確認すれば何百枚書類を作成しようとAとA'は間違わないはずだ、ってそりゃ自分がやらないからそう言えるんであって、実際に何百枚も作成していたら、確認はある程度ポイントが絞られてくるもので、そんな「’」の有無みたいな小さなところまで見ていたら仕事にならんのだ。

こんな風に、他の部署はいくらでも誤魔化して、なかったことにできるくらいの些細なミスを、ことさらに取り上げて萎縮させ、真面目に仕事している連中の「うっかり」を責めてやる気を削がせるのって、これはあるべき仕事の姿なのかね? 私の帰り際、上司は書類をひっくり返して「犯人捜し」をしていた。見つかるわけないじゃん。一体何人がその書類に関わってると思ってんだか。仮にそれが見つかって、どうするつもりなんだろう。「ちゃんと確認しろ」とでも言うつもりなのか。報告せずに作り直し、それで済む話なのに。

ここまで嫌いになるつもりはなかったんだけどなぁ、この仕事。