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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

このままで良いのか、京都

こんなこと言ったら怒られるだろうけど、京都って下品になったよね。見た目ばかりの「日本風」を売りつけるだけのつまらない街に成り下がったというか。歴史の重みとか日本人の生き方とか美意識とか、そういうものをプライドの高さとともに提供するのが京都だったのに。そんな気位の高さも、気品も、もうなくなってしまった。言っちゃ悪いが、いまや品のなさを自称する(失礼)大阪よりゲスだと思う。

街はいわゆる日本的なものを求めて練り歩く外国人で溢れている。別に外国人が多いから嫌だというわけじゃないけれど、明らかに許容範囲を超えている。それを効率よく捌いて、要領よく金儲けしようという、まさにここが「観光地」の終着点。人、人、人で情緒も何もない。この「情緒」というのも曲者だ。それを彼らに伝えるのは難しいし、日本人の側がそれを伝えることを早々に諦めてしまったということなんだろう。まぁ「おもてなし」しなきゃいけない皆さんにその余裕が無いこともよく分かるのだが。こんなものが京都だ、日本だ、と思われるのは辛い。もっともっと素敵な場所なんだけどなぁ。

しかし、本家がこれで売り出そうというのだから、仕方ないのか。でもこれじゃ、外国映画に出てくる「日本人」に、もはや文句は言えないなぁと思う。