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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

会話劇って?

『カルテット』第一話を見た。半分は勉強のため、3割は調査のため、2割は吉岡里帆目当て。

偶然の出会いをきっかけに4人の弦楽器奏者が半同居生活を始めるが、実は「偶然の出会い」ではないことを一人だけ知らなくて――というような話だった。性格の違う4人の共同生活が軸で、これまで以上に会話劇に振り切っているように思う。前の会話が、後の会話の伏線になっていて、終盤でいきなりこれから続くドラマがサスペンスであることを宣言する、という持って行き方は上手だなと思った。ここまでが勉強。

続いて、会話劇って何だろうなというところを調査。会話でストーリーを運んだのは、唐揚げにレモンを掛けることについて激論を交わした部分と、松たか子が取った突飛な行動について言い争いをした部分か。ちなみに先に述べたが、一見ただの馬鹿話である前者が、後者の伏線になっている。なるほど、会話劇ねぇ。

最後に吉岡里帆。かわいい、けど物語上は空気。いつも笑顔なのに目が笑っていないという演技の意図は分かるけど、役者としてはあんまり好きじゃないかも。っていうか出番少なすぎて判断のしようが無い。『脱力タイムズ』が私の中ではベスト。

ところで、満島ひかり。当然、出突っ張りなんだけど、苦手だ。『悪人』で見たときから苦手で、あれは役にはまっているから苦手なのかと思っていたが、どうしても女優として好きになれん。だが、これは好ましいことだ。逆説的になるが、好きか嫌いかをハッキリさせてくれるという点で、満島ひかりは好きな女優と言える。