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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

少女のような美しさ

雑記

職場近くの中華屋に飯を食いに行った。個人経営。コックの男と、給仕の女。おそらく夫婦。二人とも中国人。アジア諸国は旧正月っていうの? の時期で、向こうはお祭りムードなんだとか。お姉ちゃん、といっても30半ば、いやつい最近まで40を超えていると思っていたお店のお姉ちゃんは、なんだか浮き足立っている感じ。

相変わらずこの店、味付けが好みだ、とかなんとか言って死ぬほど食った。ライス大を注文したら、ラーメン鉢に山盛りご飯が出てきてどうしようかと思った。それを完食して(かつて小食と言われた自分の成長ぶりに驚いた)ぼんやりテレビを見ていたら、そっちの方で同じ番組を見ていたお姉ちゃんと目が合った。

テレビは旧正月の特集。あべのハルカスの近くで、イベントが開かれるという話。別に聞いてもいないんだけれど、もう話したくてたまらないといった感じで、中国のことをたくさん話してくれた。正月になるとあれやこれは良く見る光景なんだとか、私も子供の頃はこんな風にしたとか、お正月には水餃子が不可欠で、肉まんなんて中国人は食わないとか、まぁ色々と。

で、イベント行けばいいじゃん、と言ったら、そうだなぁ行きたいなぁって目をキラキラさせるの。懐かしい、ドキドキわくわくするって、ニコニコ笑うの。もうさ、その様子がまるで小さな女の子のようで、もの凄く可愛く見えるわけ。繰り返すけど、私は40超えてるんだろうと思っていたくらいのルックスなのにだ。

私って、本当にこういう文部科学省推薦みたいな健康的な女性に弱いんだな、と思う。この日、家に帰って生まれて初めて『耳をすませば』を最初から最後まで見たが、その思いは強くなった。こりゃ名作で、なんならジブリの中で一番好きだと言って良いかも知れないとすら思い、見てはいけないモノを見てしまったと思った。