京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

旅1日目

ちょっとした小旅行をしてきた。その雑感、一日目。

まず京都駅から新幹線に乗った。新幹線に乗ったのは、小学校の修学旅行で広島に行ったときと、中学校の修学旅行で東京に行ったときの2回。自分で券を買って乗ったのはこれが初めてだ。改札の通り方も分からなくて、事前に調べた。乗車券と特急券を重ねて改札に通す。

新幹線の構内がこんなに広いとは思わなかった。京都駅にまだ私の知らない場所があったなんて。なんだか急に日本全体と繋がったような感じがした。

通路側の席を取っていた人が、多分わざと座席から遠い入り口を使って車内に乗り込んだ。私は窓際で彼の隣の席だったのだけれど、それがどこにあるのか分かっておらず、彼と同じ入り口から乗り込んでしまって、彼の工夫を台無しにした。

リクライニングを倒すタイミングを失って、約二時間、直角に座りながら、ひたすら暗記。短時間に真面目にモノを覚えようとしたのは本当に久しぶりだった。そして見事に酔った。

もうすぐ富士山かな、あっ、あれ富士山かな、と富士山が気になって仕方ない。やっと見られた富士山は綺麗だった。

新幹線を降りてから、ごちゃごちゃと乗り継いだが、どこを移動しているのかさっぱり。このあたりの風景はあんまり関西と変わらんなぁという感じ。大阪ビジネスパークとか梅田に、神戸のオシャレ感をブレンドしたような街だったけど、無理にオシャレ感を演出しているようにも思えて、少し息が詰まった。

少し時間が余ったから、お茶でも飲もうかとドトールに入った。さすが田舎者、ここなら安心。でも、タバコのにおいが辛かった。

せっかく暗記した知識は全く何の意味もなかった。やったことないことをやらされて、意味も分からないまま、訳の分からないことを書いて、まぁ終わったなという感じ。

初めての街に対する戸惑いはあったけど、都会に対して卑屈になるようなことは不思議となかったな。とはいえ、こんなところで果たして自分に何が出来るのか、一人で生きていけるのかとは思った。自分の生活しているあたりが、なんて良い環境にあるのかと感謝した。早くも帰りたくなった。関西弁を堂々と使うことに対するためらいもあったし、こりゃ十分卑屈だったのかも知れない。

ホテルに一人で宿泊するというのも初めての経験だった。部屋に入ってからカードキーを差し込むと、一気に電気が付く、みたいな仕組みに感動した。消灯とオートロックの閉め出しの対策も兼ねていて、賢いなと思った。狭い部屋だったけれど、いちいち機能的に出来ていて感心した。

夜は大戸屋に行った。知らない店に入る度胸ないし。テレビのチャンネルがこっちと全然違って、妙にストレスを感じた。真っ暗でないと眠れない私だが、電気を少しだけ付けて、その日は眠った。