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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

旅2日目

集合時間を勘違いしていて、エラい目に遭いそうになったけど、なんとか大丈夫だった。

聞いていた話と全然違うお題を出されて頭が真っ白になった。何にも思い浮かばなくてダメだここで終わりだと思ってガッカリしていたら、なんとなく書けそうな話の種が見つかるんだから不思議だよな。

字数制限がこんなに上手い具合に働いたことはない。それは私が一息で書けるちょうどの文章量だ。私にとっての一単位みたいなもの。それで何も考えずに、そうこのブログを書くように、思いつくままに、多少の構成は考えつつも、殴り書きしてみる。1時間とちょっとで完成した。語句のチョイスを若干考慮し直したくらいで、ほぼそれを完成品として、清書だけして提出した。小学生の作文みたいなものになってしまった。小学生が書いていたら、コンクールにでも出せるだろうが、30男が書いたものとしてはアレは幼すぎると思う。

一度宿に帰って、待機した。緊張で死にそうだった。音楽プレーヤーに『キンキーブーツ』の曲が入っていて、それを聴きながらパンツ一丁で踊って泣いた。まさにkinky。

会場に移動した。全てを包み込む静寂が、緊張に拍車をかける。待合で一緒になった女性と筆談をした。というか、してくれた。よほど私の顔は引きつっていたのだろう。でも、私は筆談すら流暢にすることが出来ず、相手をガッカリさせたことが分かって少し凹んだ。

中央がメインとなって話を進め、左が厳しくして、右が優しくする、という役割分担なのかな。これも思っていたのと全然違って、用意したものはほとんど使えず、言いたいことはほとんど言えなかった。メインの人はとんでもなく垢抜けていて、目がキラキラしていた。

生まれて初めて、自分の書いたものの感想を他人から直接聞いた。「面白かったよ」と言われて、飛び上がりそうなほど嬉しかったけれど、こんなに褒めるのは落とすつもりだからだろうか。他に色々聞かれて、いつかのように無言で時間が過ぎるようなことはなかったけれど、不採用確実だなと思われる回答もいくつかやらかしており、忘れたいのに忘れられなくて困っている。

全てが終わっても身体から緊張が抜けなくて、解放感どころではなかった。出来不出来を言えば、確実に不合格だ。でも、私ってそんなに悪いかな。ちょっとはいい線行ってるんじゃないのかな、とか不遜なことを考える。こういう奴は、大体落ちる。

夜は今日も大戸屋。しかも、わざわざ昨日とは別の店を使った。負けてるなぁ、街に。

部屋で『さらばあぶない刑事』を見ていた。タイムリーだなぁ。このまま「さらば」なのかなぁ。