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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

親に感謝する

雑記

ウチは比較的裕福な新興住宅地の中にある。周りには大企業に勤めるエリート社員がたくさん。子供の教育に結構な情熱を掛ける人たちが多くて、京大なんて珍しくないし、関関同立が最低ラインくらいの意識がある。公立の学校だったけれど、同級生はだいたい、中流の上から、上流の下くらいの家庭に育っている。

父は普通の会社員だったし、母は私が中学生の頃からパートに出ていた。周りから比べれば決して金持ちとは言えず、みんなが余裕で暮らしているところに、ウチは必死でついて行っているような有様だが、これまで何不自由なく暮らさせてもらったし、色んなものも与えてもらった。私は自分が中流の上の下くらいで、十分すぎるほど贅沢で裕福な暮らしをさせてもらった、と思っている。

最近、タクシー代払うから家について行って良いか、というような番組を見るが、本当に色んな形の家族や生き方があると痛感する。そして、こう言っては他の人に悪いけれど、自分の生きてきたありがたい環境が、ひとえに真面目な両親の堅実な生き方によって成り立ってきたものであることを理解し、それに心から感謝している。

その上で、そうやって私に与えてくれた環境を何一つ生かせず、次の世代に受け継げなかった自分を、心底不甲斐なく思う。