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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

金曜日は身体が軽くなるというのも憂鬱

雑記

仕事をしていて時間が経たないったらない。水曜どうでしょうの深夜バスで大泉洋が言った「逆浦島現象」という奴だ。比較的暇であることも重なって、もう露骨にやる気のない振る舞いをしてしまっている。当然、肝心なところでも役に立てず、それはそれで落ち込む。ミスの指摘の仕方がいちいちネチっこい上司には、いつものように笑顔で返答できず、どことなくピリッとした雰囲気を向こうが感じ取って、急に態度を軟化させてくる。本当に酷い奴だ、私は。

あぁ今日で一週間も終わりだ、金曜が一番嬉しい、と横でオッサンがつぶやく。まぁ、それはそうで、私も金曜日は少しだけ心が軽くなる。が、最近ではこの「金曜になると心が軽くなる」ということ自体が憂鬱だ。あと何回、この同じ心のサイクルを繰り返せば良いんだろうと思うからである。そうこうしていると、もう月曜のことを考えて暗くなっている自分がいる。程なくして、月曜が私を追いかけてくる。

「そんなんじゃ一生幸せにはなれない」と誰かに言われている気がする。というより、自分でもそれがハッキリと分かる。ところで「そんなんじゃ一生幸せにはなれない」というとき、人は「幸せ」の正体を実は把握していることが分かる。つまり、今あるものを十分だと思ってありがたさを感じることが、幸せの第一歩なのだと。これは要するに妥協だ。

幸せは妥協から始まる。自分で諦め、次に思い込むことから始まる。だから私は幸せにはなれない。でも、幸せを諦めたら、次に何が始まるんだろう。