京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

朱に交わったのか、類が呼んだのか

情熱大陸」に日本のシェイクスピア俳優が出ていて、新劇にもシェイクスピアにも何の興味も無い私は、一体シェイクスピアの何が、そんなに人を引きつけるのか、このオヤジに役者の道を歩ませたのか、が気になってそのままぼんやりテレビを観ていたのだけれど、結局何が良いのかさっぱり分からないままだった。

以前もどこかで言ったと思うが、イギリス人にちょんまげを付けて日本の時代劇をさせたら、どんなに流暢な台詞回しだろうと「滑稽」のひと言だろう。だから、日本のチャンバラは日本人に、シェイクスピア劇はイギリス人に任せておきなさいって。

それで、それ以上に気になったのはこのオヤジである。バツ3で、四度目の結婚をしているらしい。それだけでもいささか人間性に疑問を持ったのだが、公然と不倫をして離婚したと自慢げに語る様子を見て、クズだな、嫌いだな、と思った。なぜかこの話をする間だけ関西弁を使っていて、ますます鬱陶しかった。なるほど、こんなのがいくらシェイクスピアの良さを語っても、私には響かないわけだ。

世界のなんとかの後を継いでなんとかの二代目芸術監督になったらしいが、世界のなんとかの演出も嫌いだったなぁ。灰皿を投げられて育った「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」の人も、水谷豊と相棒を解消して疑惑だけを残して日本を去ったとかいうあの人も、演技が苦手だった。

あぁ好きなもの同士は集まるんだな、と思った。