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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

クローンのある未来

あるブログを読み返していた。この人、天才だと思う。世の中、天才ぶる人は多く、それなりのポジションにいたりして、ますます皆に天才と囃し立てられ、中身はないのに調子に乗っているような連中は多い。別に私が目利きだと言いたいわけじゃなくて、というと、私が天才と呼ぶ人には失礼だけれど、私は唯一絶対の原則である「自分の好き嫌い」に則って、そういう連中からの影響を排除し、私の思う天才に惚れていたい。

この人の書いたものは書籍・ネットを問わず集められるだけ集めて読んできたが、改めて読んでビックリしたのは、私が以前から考えていた、創作の要諦に書き手の「演技力」が大いに関わっているということについて、既にそのものズバリを論じていたことだ。だからこの人のファンは辞められないし、一回頭の中覗かせて欲しいし、どうやったらこんなに賢くなれるのか知りたいし、賢くなれないのは分かっているけれど、どんな風に勉強してきたのか、これまで読んだ全ての本とか、教えて欲しい。

クローン技術で私のポンコツクローンを作り、しこたま勉強させて、せめて秀才にしたら、そこに私の精神を同期させて、いまの私は死んで人生をやり直したい。っていうか、眉目秀麗に生まれたいから、クローンじゃ無理だわ。

そんな話はともかく、本や文章を読むというのはまさにこういうことで、全く未知の話なんか本には載っていない。本を読めば、必ずそこで自分に出会うことになるのだ。