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京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

モテる男はこんなこと書かない

このあいだ会社の人たちと飲み会をやって、それが存外の楽しさだったために、職場に対して妙な愛着が湧いてしまったというようなことをほざいていたが、ここにハッキリと訂正させていただくと、私が愛着を持ってしまったのは、やはり人生初の後輩の方らしい。後輩が可愛すぎて、それが会社への愛着に思えてしまったのだ。揺れる吊り橋の上での緊張を、恋愛のドキドキ感と勘違いしてしまうという、あの吊り橋理論と全く同じ現象が生じてしまっていたのだ。

今日久々に彼女に会ったが、相変わらずの可愛さである。朝、職場の近くで私を見つけた彼女が、名前を呼んで追いかけてきてくれるだけで私は感動した。空はすがすがしく晴れているし、少しひんやりしたさわやかな風が吹いて緑が揺れているし。何これ、ドラマじゃん、みたいな。そして仕事中に見せる、あの初々しさ、一生懸命さ、助けを求める視線。キモさ爆発で読者諸氏には申し訳ないが、私はいちいち心をくすぐられてしまうのである。

前回はカチコチの敬語を使ってしまっていたが、もう思い切ってタメ口で接することにした。私はバイトで彼女は正社員だけど、一応先輩だし、いいよね。

ところで、明日からは別部署で、しばらく彼女には会えないのである。この間に仕事が出来るようになっちゃったら、あの困った顔が見られないじゃないか。せっかく後輩が一番可愛い時期だというのに、神様は罪だ。とはいうものの、実は明日からの部署にも、新人がいるらしくて、私には二人目の後輩が出来るらしいのだが、さて一体どんな子なんだろう。