京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

情報戦に勝って勝負には負ける

新人の女の子と喋っている、という話ばかりしていて、いかに同年代の女の子と会話をしてこなかったのかを、私自身が痛感していて引く。上手く話せないものだから、ついつい質問ばかりしてしまう。自分がされて嫌なことを人にしている、という情けなさ。と同時に、得体の知れぬ私という人間に周囲の人たちはが話の糸口を掴もうと気を遣って質問してくれていたのだ、ということにも思いが至る。毎日が勉強である。

だから、話に詰まって凹んでも、話が滑って凹んでも、余計なことを言ったと凹んでも、相手に嫌われてるんじゃないかと怖くなって凹んでも、それでも構わない。いや実際に嫌がられていたらマジで凹むけど、それでもそれでも、私はしつこく彼女に話し掛ける。今後、本番なんてどうせありはしないだろうけれど、これが練習だと思って、人生経験だと思って、私は物語を書くんだと思って、私は彼女と会話することを諦めない。

今日は彼女が「水曜どうでしょう」好きであることが判明した。私の笑いの基礎は、吉本新喜劇ダウンタウンくりぃむしちゅー大泉洋であり、当然「水曜どうでしょう」も網羅しているのだが、しかし、他人の「好きなもの」というのは、これもまた触れ方が難しいもので、せっかく情報を入手したのに、その使用を躊躇して、会話に生かすことが出来なかった。