京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

ディスる

ディスる」という言葉が市民権を得て(?)久しい。この言葉を初めて聞いたのはかれこれ10年ほど前で、最近すっかり見なくなった漫才コンビ・ギャロップの毛利が、当時推していた自身のDJキャラをアピールする際に連呼していたのだった。

調子に乗っていてウザい、関西で言う「イキり」なキャラクターであったため、周囲の芸人からは演出の上で散々な叩かれ方をしていたのだった。ただ演出を抜きにしても、こんな言葉使いたくないよね、わざわざこんな言葉使うの恥ずかしいよね、といった場の空気というか共通認識があって、まさかこれがネットのスラングにとどまらず、若手たちが一般に現実で用いる言葉になるだなんて、その時は思いもしなかった。

しかしまぁ、私はやはりこの言葉を自分の中に取り込むことに少々違和感を覚えるのであって、これはこの言葉とのファーストコンタクトがネガティブだったせいなのか、それとも生理的なもので私との相性がただ悪いと言うことなのか。いずれにしても、人との相性は言葉との相性でもあるので、自分に合わない言葉を使う人を前にすると、多少身構えてしまう。