京都鴨川藝術大学

Kyoto Kamo River Imaginary University of the Arts

キモい!

久々にまた別の部署へ。ここは先日、私のことなんてきっと忘れていると思っていた新人さんが、後ろから私の名前を呼んで追いかけてきてくれるという胸キュン(死語)体験をした部署だ。あれからひと月。否が応にも期待が高まる。

しかし、奇跡は二度は起こらない。私が職場について扉を閉めようとしたとき、彼女は悠然と現れた。私の後ろを、彼女は歩いていたのである。つまり、前回と同じ条件がそろっていながら、同じ結果を得ることは出来なかったのだ。人生のなんと非科学的なことか。

彼女は、あら絹川さん前を歩いていらっしゃったの? と言ったニュアンスと表情で私に挨拶をしてくれる。くっそー、一ヶ月前の初々しさが薄れつつあるじゃないか。そして、事実、この一ヶ月でかなりの仕事を覚えていて、いよいよ私がこの部署に来ることもなさそうだな、と思った。とはいえ、まだ新人。まだあの困った表情を何度か私に見せてくれるのだった。が。

何度か私のところに分からない仕事を持ってきてくれたのだが、私も分からなかったり、もっと効率的な方法があると思って質問しに来たであろう彼女に、彼女が既に把握しているであろう泥臭い方法しか提示できなかったり、お願いしますと仕事を任された後に私が別件で時間を取られてしまって、結局彼女は別の人のところにその仕事持って行ったり。薄々気付かれていたであろうが、私が全く使えない人間であることがハッキリしてしまったと思う。

それにしても何だろう。やっぱりこの子、可愛いなぁ。ルックスのことを言っちゃ悪いけど、全然可愛くないの。でも女の子なんだよなぁ。妹ってこんな感じなのかなぁ、みたいな。一方、系統は違うけど、もう一人の新人も別に可愛くはなくて、なのにこっちの子はなんか弟みたいなんだ。これが女子力とかいうやつの差なのか。

どっちが良いか悪いかは分からないけど、ものの理解の仕方とかボキャブラリーの種類にも違いがあって、この子賢いなぁと思った瞬間が何度かあった。こんなことを書くと、私はこの子がお気に入りだとか、弟みたいなあの子はアホだとか、ときめかないとか(実際ときめかないが)、いう風に思われるかも知れないが、私はいまその「弟」の方を題材にしてシナリオを書こうとしている。

ほんと、キモいの一言。

広告を非表示にする